ギフトショー などの国際見本市にはじめて訪問する方へ
公式セミナー講師からの提案
*展示会、見本市リストは、拙著で確認してください(笑)。ちなみにどれも有名見本市のリストは掲載しています。
*2月と9月(10月開催もあり)に行われる「インターナショナル・ギフト・ショー東京」が雑貨とギフトの専門見本市としては日本最大。
30年以上、この仕事でいろんなバイヤーさん(買付担当者)を見ていて思うことがあります。各レベル別に考えてみますね。
初級編:はじめて入場する人(プロの新人オーナー、バイヤーなど)
15年前から、僕の生徒さんには口が酸っぱくなるほど言っていることですが、読者の皆さんにもちょっとだけお裾分け(笑)。ちなみに試験問題です。これ。
会場規模が想像以上に大きくて時間が足りない
「国際見本市」と銘打っているショーが多いので、どれも驚くほど大規模です。
解決策:時間配分が命。あとできるだけ余裕を持ってスケジュールを立てること。
開催の会場の規模でだいたいのボリュームがわかります。ショー主催者ホームページの概要ページで確認してください。
出展社数や会場規模の確認
会場規模や出展社数、来場者の見込みなどを確認する。
またギフトショー東京、雑貨エキスポ、インテリアライフスタイルなどの大規模見本市はビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪などの著名大規模会場で実施されます。会場のホームページで施設規模やアクセス方法などを確認することもいいでしょう。
買付の計画を持たずに行って後悔
買い付けの計画とは商品のテーマや予算などのこと。興奮してあれもこれもと目移り。結果、収集がつかない。
解決策:ある程度の商品の方針を立ててから行くべし。特に決めていなくてもいいけれどできるだけ冷静になるように。今後開業予定で、将来の仕入のための下見や見学であっても、ある程度商品分野やテイストなどを決めていくことが効率化のカギ。
名刺が足りない
解決策:もちろん多めに持参。はじめてでも買付や商談が本番のつもりなら、50枚や100枚は用意すべし。
服装や持ち物
基本的にはスーツやジャケットの(カジュアルな)ビジネススタイルが無難。ただデザイン、ファッションや個性を尊重する業界なので様々な装いの方もいます。ビジネス初対面で好感を与える服装、ヘアメイクを心がけたい。
忘れがちだが靴は歩きやすいものを。入場時の手荷物は最小限にして、大きな荷物や重いコートは会場のクロークやコインロッカーを利用。
見本市でキャリーバッグをガラガラ
キャスター付きのスーツケースやキャリーバッグの持ち込みはおすすめしない。禁止の会場も多々。来場者間のトラブル(あたった等)もよく聞くし、なによりも本人の会場内での動きが制限されるので大変もったいない。
各見本市は撮影厳禁。小売りもしていない
基本どの見本市も撮影はNG。撮影して良いのは、主催者、出展者に正式に許可をもらったプレス(マス・コミ)などだけのはずです。携帯電話のカメラでも撮っちゃダメですよ。
小売り(個人的な買い物は不可!!)もしていないはず(各主催者に要問い合わせ)。
他にも気をつけるべき内容は拙著に執筆しています。宣伝ご容赦(笑)
中級編は次回。
NO.772054
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