雑貨屋は儲からないではなく #

雑貨の学校生徒オーナー雑貨屋さん開業

「“その”雑貨屋が儲からない」が正解です。

“その”にいろんな言葉が入ります。

いい加減にはじめた
テキトーにはじめた
なんとなくはじめた
商売をなめてはじめた
いきおいではじめた
惰性でやってた
いやいややってた
個性がない
接客が最低
商品に魅力がない
どこにでもあるような商品だけの
超不便な場所の
販促をさぼってた
適当に休んだりしてた……など。

そして儲かるってどのレベルでしょう?

月3万円のやっと黒字レベル?
食べていけるレベル?
年収一億円?
一緒くたにして「儲からない」と言っても始まらないです(笑)。
きちんと続けている、食べていけてる店に失礼ですよね。

どんな業種も儲かるとこと、儲からないところがあります!
儲かるコンビニと儲からないコンビニ。儲かるラーメン屋と儲からないラーメン屋。儲かるカフェと儲からないカフェ。儲かるファッション店と儲からない……。以下エンドレス(笑)。

それと言ってる人の(無意識の?妬み? あきらめ?)願望もあるかもしれません。

願望その1.

こんな洒落た店を楽しそうに経営して儲かってるなんて=食べていけてるなんてくやしい! キィ~。儲かってるなんて思いたくもない! 絶対儲かってないはず(と思い込もう)とか。

願望その2.

自分で経営するなんてチャレンジは私にはできないよ。したいけど…。

うん?チャレンジしない私ってヘタレ(意気地なし)なの?ううん。そんなことない。雑貨屋は儲からないから、やろうと思えばやれるけど、あえてやらない賢明な私。そうそう(自己暗示)。

雑貨屋は儲からないから、私はいまの仕事でがんばるの(心の動き)。やりたいけど……雑貨屋は儲からないので、やりたいけど雑貨屋は儲からないので、雑貨屋は儲からないので…、雑貨屋は…。以下エンドレスの自己催眠(笑)。

儲からない清貧なイメージ!?

まあ、考え方によっては「儲からない」話が広まると競合の店は増えないし、イメージ的にも既存店には好都合ですね。

賢い店主は儲かってても「いえいえ、うちは儲からないんですぅ」くらいの謙遜は当たり前だし。他の業界と違ってお金の匂いがあまりしない(そのほうが好感度が高いでしょ?)イメージの業種ですし。

「ほどほどです」
「ボチボチです」
「夫婦2人+子供2人で生活できてますし、資産もそれなりにありますけど、それが何か?」
「うち儲かって儲かって」
「どえりゃ、稼げてるずら」
「ホクホクしてます」などと言って、それ(特に後半)をあんまり前面にだしても、メリットはないですしね。

結論=雑貨屋が儲からないという話をもっと広めましょう(笑)。

もちろん食べていけてるとこやしっかり稼いでるところはありますけど。それが何か? (笑)