雑貨仕入心得 ギフトショーなど 見本市 中級編 ##

見本市会場雑貨の仕入

先週行われた見本市には、生徒さん(近々の開業予定者、既存店のオーナー)も一緒に行きました。

初めての人は最初、ちょっと興奮気味(初々しい!)でしたが、後半は、なかなか堂に入った感じの商談を出展企業と行っていました。これもうちの指導の成果!? かも。

9月の本番の見本市には、みんな更に万全の状態で商品、取引先探しが行えそうで良かったです。
前回の初級編に引き続き、中級編。

仕入中級、バイヤー中級とは

このペーシではこう定義します。

  1. いろんな見本市に1回は行ったことがある
  2. それらで、魅力的な商品を持つ取引先を見つけて条件交渉の末、買付が成功した体験が複数ある
  3. 出展している取引先からの直接の来場招待券が送られてくるようになった

と言う感じのバイヤー(仕入れ担当、オーナーなど)をとりあえず中級者と、ここでは定義しています。

ありがち! 残念な感想

「○○○の見本市は良くないので次は行かない」というコメント。ずいぶん前の、30年も昔ですが(笑)新人バイヤー時代に僕も言ったことがあります。

その主催者の段取りや運営方針が気に入らないならともかく、出展社(商品)の印象だけで、1度行っただけの見本市の評価をしてしまうのは残念。

忘れてしまいがちですが、見本市は器。器の中身は替わる可能性があります。出展企業は毎回、結構な割合で変化しています。前回のあの会社、今回出展していなかった。今回初めて出展した企業があった。という事はありますよね。

2年ぶりに行ったら良い商材がバンバン買付できた。良い取引先をたくさんみつける事ができた。ということもよくあります。だから、たった1回行っただけでその見本市の評価を決めつけてしまうのは、もったいないです。何度か行くべきだと考えます。

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尊大(えらそう)な態度は損!

知人のベテランバイヤーは、どんな取引先(メーカー、問屋、商社)にも、丁寧な口調、謙虚な態度で交渉をします。*誰もが知っている、有名&大規模店のバイヤーです。

彼はどんな時も「卸してもらう」「売ってもらう」という謙虚な姿勢を崩しません。小売店は、取引先(仕入れ先)から商品を供給してもらってはじめて成り立つビジネスと言うことを心から理解しているからです。*もちろん彼も条件交渉時には、抜け目なくポイントを抑えた鋭い商談を行っているのですが。

バイヤーは、見本市に出展している企業にとっては「大切なお客様」。どのブースでも、親身に対応してくれるでしょう。

慣れてくると、ついつい、気分が「王様、女王様(笑)」になりがちですが、取引先に「活かされている」ビジネスということを忘れないように、謙虚な姿勢で商談したいものです。

富本雅人 NO.777621  NO.775036

08/12/09に発行済み 上級編はこちら

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