はじめての雑貨屋さん。商談時の名刺、めいし、メイシ、visiting card、 calling card 、 business card…… ##

名刺雑貨屋さん開業

雑貨屋さんに名刺って必要?

雑貨屋さんを開業したいと言う方からの質問で意外と多いのが,名刺に関して。

「名刺って必要?」 「何を書けばいいの?」 「住所(個人情報)を記載するのが怖い」
などなど。多いときには15人程度のセミナー参加の方の中で5人!に質問されたことがあります。

今まで全くお仕事の経験の無い方や、別の業種からの起業の方からが多いです。

名刺を使用する場面としては
・取引先や各業者との商談時
・自店のお客様へお渡しする

が多いかと思います。

今回は商談時の名刺について

「かわいい」「小さな」「自宅の一部を改装した」「期間限定の」雑貨屋さん、雑貨ショップ、お店であってもビジネスはビジネス。れっきとした商売(ですよね)。

ビジネスに名刺は必須です。良し悪しは別として日本のビジネスは名刺を中心に回っている(笑)と言ってもいいくらい。名刺がない人(たまたま切れている人ではなく)が商談(買付)に来たら,メーカーや作家などの取引先は「大丈夫なのか?」と不安になること必至。

また「住所や電話番号がなく、メールアドレスのみの名刺」「読めない!個性的すぎる名刺」……。

そんな不思議な名刺を出す人が来たら、「???」となるのが普通のビジネスマン(ウーマン)の感覚かと。超上級の作戦としてそれを狙っているアーティストや文化人、デザイナーの名刺もあるにはありますが、多くの小売店のオーナーやバイヤーの名刺にはそんなものはないです。

一方、個人情報保護に関する意識が高い現在、消費者(一般人)として、自身の個人情報をあまりさらしたくないと言うことで、名刺に住所や電話番号を入れたくない気持ちは良くわかります。僕も消費者としては個人情報は無闇にさらしたくないですもん。

でも、(現在と未来の)雑貨屋さんのオーナーとして、「ビジネス」をする場合には、最低限の情報である

氏名/住所/電話番号/メールアドレス

は、ビジネスパートナー(取引先になるかもしれない先方)には伝える義務があると思います。
個人情報ではなく、ビジネス上の一種の公の情報ですよね。

開業準備中で店名(屋号/社名他)も場所も決まっていない人は取りあえず自宅の住所でもいいでしょうし。事情がわかるように「開業準備中」「開業準備室」などの文言を入れることもアリですね。

もちろん、個人情報に値するような内容を知らせたくない(信用できない?)相手とは、そもそも商談(名刺交換)しない方がいいのではないでしょうか。当たり前のことですが(^_^;)
ということも付け加えさせていただきます。

富本 NO.985447

参考:
いわゆる「起業」される方の為の説明ですが、ビジネスとしての「雑貨屋さん」「雑貨ショップ」起業にも参考になりそうです。
名刺の内容